心と体

2012年7月16日 (月)

うつ病になりやすい性格なんてないと思うし

いきなり、ぶちかまします。

よく言われるのが、神経質だとか、細かいとか、いろいろありますけれど。

これって、よく考えてみると、普通の日本人の性格に近い気がする。

なんだか、雑誌や新聞などの星占いといっしょで、なんだか騙されているような気がするように思ってきたので。

そういうこともふまえて、もしそういう性格なら、普通に適切(=その人の許容できる範囲)な「質」と「量」を与えられている場合、優秀な仕事をする場合が多いと思う。日本人の場合ね。(海外はどうか知らないが、期待されて、期待をわざと裏切るようなワルは、そうそうはいないとは思う、「理由」がなければ。)
そうでなくなった場合、嫌になったり、鬱々とした気分になるって、至極当然。

それが、「心が弱い」とか、「がんばれば何とかなる」とか、意味不明の根性論を押し付けられると、複雑な現代社会では、心が押しつぶされて当然。
まあ、ちょっとは、自分に負荷をかけている方が、成長はしますが、それは他人から押し付けられるものでなく、自分で納得し、行動するべきこと。(大人は、そうなるよう、子供にやる気を出させるようにしないと。)

ま、少なくとも、「昭和」みたいな、がんばればなんとかなる論は、21世紀じゃ、通用しないよ。がんばっても、報われない人がたくさんいて、その大多数は、環境で「本人の意思と無関係に」押しつぶされるべくして、押しつぶされているとしか考えられないように。そう思うのはなんでだろう。

仕事でもそうだね。
根性論。上司の無理解、ごり押し。
で、結果として、「ダメ」と「OK」に分けられる。
昔の人だと、「ステレオタイプ」、今の人は「デジタル思考」といえば、分かりやすいかな。
(まあ、本人も、そういう思考ではいけない。)

なんも考えずに、ある人間を、逃げ道のない袋小路に追い詰めれば、その人のとる選択肢は二つ。
追い詰めている人間を「消す」行動に出る。または、自分を「消す」行動に出る。
どちらも、反社会的行動であることに注目すべき。いや正直、特に自分を消すなんて、相当の覚悟がないとできないと思う、普通。
だから、人を責める時には、必ず逃げ道を残して、よい方へ「誘導」しなければならない。そうやって、人を「成長」させることができないといけない。それができない上司はクビ。
もちろん、それをできる人の養成は必至。まあ、そういうことが理解されていない。

うつ病の話に戻ると、「性格」を押し付けられている気がする。
それこそ、ステレオタイプだ。
だからどうだという話について真面目に議論されたり、それが注目されることがあまりないから(ネット以外で見聞きするのが面倒なのか?)、みんなよく分からない。
だから多分、「ああ、そういう性格の人は、社会不適合なんだ」と誤解をしやすい。

論点がずれてるというか、主従逆転。
うつ病に「なった」ことじゃなく、その人をうつ病にした「理由」こそ、追求すべきことだと思う。真剣にそういうことがなされないから、うつ病になった人が、なかなか復職できない、結局退職ということが多いのもわかるというか、むしろ必然。だって「うつになる理由」が全く排除されてないんだもの。そんなんじゃ、第2、第3の「患者」を生むよね。で、「ブラック」と評価され、倒産。チーン。

ほんと、下手すると、「うつ病になった人は、社会不適合者なんだ。我が社は、そんな人に対しても、これだけやってあげている超優良企業なんだ」、と考えている節のある会社も「たくさん」ありそうだ。なんだか、いじめをした人が、「いじめられる性格のやつが悪い」と言い逃れしているみたいで滑稽だ。

だからもう、うつ病になりやすい性格、なんて「えらそうに」述べない方が、よいのではないか。
一部だけ捉えて、悪意的に考える人が多い、この現代日本ですのでなおさら。

というか、国民一人でも、無駄な人間がいない(すなわち、税収も安心できる)国家だ、というのが、昔からの日本の美徳とゆうか、基本ではなかったんですかい?

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