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2012年8月20日 (月)

グローバル化が思っている以上に進んでいた

最近読んでいる本とか、最近の読売新聞の記事とか見ていて、偶然の一致ではないけれど、そういう話しがあって、ちょっと自分は認識が甘かったのかなとか思ったり。

新聞記事は、東大に行かず、エール大とかに留学したら?といった話だったと思う。

ま、それだけの英語教育を受けていれば、僕だって、海外の大学留学だって考えてたと思います。MITとか(英語以前の問題で、いけんわ!w)

あ、学校での英語の成績は、けっこう良かったんですよ。大体10段階の8くらいかな。
でもそれだけじゃダメかもって、大学時代も、アルクとかのカセットつきの本とか買って、勉強し(てるフリし)てたっけ?
英検はあったけど(なんかこれも2級以下は、会話もないし、ちょっと?だった)、TOEICとかTOEFLが、今ほどポピュラーではなかった。(まあ、自動車免許や電気工事士などの国家資格とかとは位置づけもコンセプトも違うので、普通の資格・検定と同列に考えられないとは思ってはいたです。)

英会話学校も、今ほどポピュラーでもなかったし。

まあ、大学で、英語論文を読んだり書いたりはしてたから、「そこそこ」はできると思っていたけど、海外の教授の講演会なんかだと、「ああ、まだまだダメだぁ」と、その度に大きく落ち込んだり。(ま、今から考えると、英語論文の読むスピードも、かなりゆっくりだったと思う。)

で、グローバルとか、海外出張とか、話には聞くが、それに意味があるのかと。
日本にいて、日本の産業に貢献する技術者としての立場さえ確立すれば、それでよいのではないかと思っていましたよ、当時は。

でも、なんだか、サンヨーとか、シャープとか、もっと言うと、ソニーとか、任天堂とかが、ああいう状態だと、なんか少なくとも、このまま日本式経営(終身雇用とかは、別の話題ですよ)でいいんだろうかと思うところも。

シャープとか、ソニーとか、僕の中では、もう、企業というか、発売する商品に「文化財」とか、「産業(工業)遺産」と言っても良いものとか、とかくマニアックな商品が多すぎて、そういう意味で、いわゆる「萌え」てしまうわけで(笑)。
ああ、MZ(爆笑)。

ま、グローバル化なんて話は、何10年も前から、もっと言うなら、70年近く前の、敗戦後の日本は、どうやってアメリカに物を売ってもうけるかというのが、一番アタマを使う問題だったように思う(トヨタの涙ぐましい努力とかね)。

今のグローバル化ってのは、例えば、労働力が足りないのなら、給与の高い日本人なんか雇うのをやめて、安い給料でも文句言わず、一生懸命(本当)働く、中国の留学生なんかの方が、よっぽど丁寧でいい仕事するし、文句も言わないので、使う側からすると、とてもやりやすい、なんていうこと。

コンビニとかのバイトの話じゃないですよ。
海外に拠点を作るから、そこを任せる人を、という話でもないんですよ。
日本国内のいわゆる一流企業で働かせる人の話ですよ。

ベトナム人とか、中国人とか、韓国人とかは、日本語なんか、片言から数ヶ月で、そこそこ話せるようになるみたいですよ。
しかも、ネイティブ並に近い英語も話せるらしいですよ。

あなた、数ヶ月で、日常会話できる英語が話せるようになる自信ありますか?
(いやこれは、日本でも、本気でプログラムを考える必要はありますよ。最近では、ビジネス向け(駅前留学とかいう生易しいのじゃなく)の英語学校も、よくなりつつあるみたいですけれど。カネも相当とられますけどね。)

なんか、こう考えると、食うもの困らないのに、英語に困っているのが、一種の病気、またはかなり非常識な人間と同じくらい、ヤバイと思いますね。

なんでこんなに英語ができないのだろうか。
中高だけで6年、今は小学生もやるから、+2年、大学4年やるなら、実質12年くらい英語を勉強し続けているのに。
これはもはや、本気で「日本人学生を海外へ留学させる」とか、「グローバル社会に適応する人材を育成する」とかいうことに、日本政府とか教育界とかが、本気で考えていないということだろうと思う。(特に僕が大学生時代は、本当に酷かった。正直、工業系で英語なんて、ちょっと海外論文が読めればいいくらいの感覚で、海外の技術者と交流というレベルでは、けしてなかった。そして、それでいいと思う雰囲気があった。)

産業の空洞化と言うが、いろんな形での技術漏洩がありうるということを、企業もそこまで真剣に考えてなかった(まあ、面倒だものね。)というのもあるかもしれない。最近話題になった、中国企業が韓国の技術を真似したとか言って怒っているが、実は韓国も、日本の技術を不正に盗んでいたと。鉄鋼関係だったかな。
なんだかんだで、前の会社の企業秘密を、お金のために、実質漏洩したりできるようになっているみたいだしね。(そして、海外の会社は、それ(技術漏洩)ができないなら、やっぱりクビにするとか。)そういうところも抜け目ない。

そのツケが、かつて「産業の米」とか、「シリコンアイランド九州」と呼ばれていた、半導体の「ほぼ完全な」海外生産。(開発もそうなんだろうか?さすがに最先端技術は、日本とかアメリカの企業が持っていそうだが、これも少しあやしいなぁ。)
エルピーダも潰れた。ルネサスも相当厳しい。最後の砦は、東芝のフラッシュメモリーか?

半導体製造装置自体は、オートメーション化が進んで、途中での品質チェック以外は、ほぼ全自動で動く(つまり無人化)。だから、海外生産は、多分人件費の問題ではない。(土地の問題は、少しあるかも。)
つまり、技術自体が、海外流出したということに他ならない。

日本の申請中の特許は、いまやネットで見れる。
認可前の特許とか、韓国の大企業が見ていて、認可されなかったら、応用して申請してやろうとか、認可されてないから勝手に使ってよかろうとか、そういう(ある意味商魂たくましい)方法で、自分のものにしようとしている。あっちの人からすると、「フリーの技術」と思われても、仕方ない。だって、まだ正式に特許認可されてないんだもの(つまり保護対象になってない)。そりゃそうだ。
島はともかく(笑)、技術の場合、「ともかくオレが発明した」「だめですか。じゃ、あきらめます」を繰り返すと思うんですよ。それを100回繰り返し、1回認められれば、という、「ハングリーさ」というのは、いいと思うし、日本企業も当然やってること(でしょ?)。

もっとひどいケースでは、申請中の技術と同じものを申請し、「オレが考えたんだ」なんて、泥棒みたいなケースもあるんじゃなかろうか。(さすがにないか?)

技術漏洩は、就労規則違反とかに引っかかりそうだけれど、それで得た知識・技術を次の商品に「応用」するのは、「ダメ」なのか、「OK」なのかのグレーゾーンだと思う。

もっと問題なのが、そういう技術が盗まれる可能性があるにも拘わらず、韓国系とかの外資系企業へ転職「してもいいよ」的になってしまうこと。つまり、社員教育して、社員が発明して、一人前になった、ああやっと会社に貢献してくれると思っていたら、外資系ならまだしも、韓国の会社に、現地に就職。ああ、うちなにやってたんだろう?みたいに。

だから、最近は、自社で教育なんてしないのかもなぁ。(それで技術を研鑽する機会が失われるから、とがった技術者は、日本では、生まれなくなるかもなぁ。そして技術大国日本がさらに衰退していく。)

しかも技術は、既に特許が認められていれば、かつ契約条項が正当であれば、その会社のものと、「ほぼ」認められるけれど、わりと最近だと、日亜化学の青色LED関係の特許とかで、発明対価を求めた訴訟で企業が敗訴することも多くなったから、特に「技術は、それを考えた、作った人のもの」という傾向が強くなってるように思う。

そうなると、ますます技術および人材の海外流出は、避けられない。
日本の大学で博士号なんか取っていたら、即海外(特にアジア地域)の国からは、どんどん引き抜こうと考えられても、ぜんぜん不思議じゃないし、実際それに応じる人も、たくさん出そうな感じがする。(給料を倍払うよ、で大抵落ちますよね。)(あ、それ以前に、本当に真面目な人は、日本でなく海外の大学で学位をとりますか。)

いや逆に、日本の大学出身者は、使い物にならんから、雇わない海外企業も多くなったりして。

優秀な人、技術を持つ人は、海外に行く。
日本企業が不安定すぎるので、日本では技術を高められないので、日本に帰らず、USAやヨーロッパなどを転々とし、立派な技術者となる。
真面目で優秀な中国・韓国などの、大学生を中心に、日本企業への門戸が広がる。
その結果、日本の学生の就職及びバイト申し込みが、門前払いに終わる。
だって留学生の方が優秀で、丁寧な仕事するから。

じゃ、どうするか。
自分の得意分野(ってなんだっけ?)の仕事?あ、(日本に)ないや。みんな難しそうだからムリ。
それじゃ、ちょっと美容専門学校に行って、美容師を目指「してみる」か。
向いてないけどなんとかなりそうな仕事に就いて、ダメでも次は(店長がなんとかしてくれるかな)。
不景気になって、人員削減。オレクビ。そりゃオレ向いてなかったもんなぁ。
じゃ、次。正社員は難しいぞ。100回受けて不合格。じゃ、バイト。バイトにもなかなか合格しない。200回受けてもダメ。オレ、このままフリーターにすらなれないの?
みたいな話が当たり前になるのかもしれない。

いろいろ考えて、やっぱり、「海外へ行く」というのは、相当にハードルのあることなのでしょうね。「めんどくさい」「向いてない」・・・殆ど、自分の勝手な決めつけですが。(自分の将来の可能性の芽を、自分で踏み潰している。大概のことは、最初は相当難しいのに。)

三木谷さんとか、柳井さんとか、社内に英語を・・・という話で、それはよいと思う。でもそれを利用できる仕組みが作れているか、という心配もある。
今のところ、企業側で「自然に勉強できる気になるような」教育・研鑽するシステムを作るしかないかも。だって学校とか、全然当てにならない。
旧帝大ですら、TOEICの点数を気にしているし。(学内のテストは、TOEICに比べ、レベルが低いのかな?と思わざるを得ない。)

ま、日本にいても、妙な閉塞感で不安になるんだから、海外に出たら、そこは少し解消されるかも。
本来、日本人は、真面目で器用らしいから、なんでもめんどくさがらず、やってみればいいのにと思う。少なくとも、家の中でクーラーに当たってねっころがっていても、なんも得られるものはないしね。

何より、学校で英語の成績がそこそこよくっても、外国へ行ったら全然使えないというのが、全くダメ。あなたがではなく、教師が。
ま、昔なら、海外の論文を読むためということもあったろうが、今は、海外の人とコミュニケーションできることが先決なので、教えるシステムを抜本的に変えないとダメだろうなぁ。

古臭いグローバル論だと、海外の会社とかと交渉とかプレゼンとかするのに英語だとか言っていたけれど、今のグローバル化って、全然意味が違うんですね。
日本人が、海外からの労働力に負けないための、グローバル化でもあるみたいで。労働人口も減っていくようだし。

まあ、努力することに関しては、昔の人を見直し、尊敬しないといけませんね。特に今の若者は。

これから、一生働かなければいけない時代になりそうだし。サラリーマンでも。
それと、仕事についたから、勉強しなくていい時代も、ほぼ終わってますね。まあ、勉強というより、仕事に必要な知識を身に付けていく、という意味ですが。
自分で自発的に勉強していくのを習慣化しないと、生き残ることができないと。

意外に体を動かすのが好きな人は、(知識が偏っている場合も多いけれど)頭もいいこともけっこうあるみたいなので、運動しなければね。なにより、体力に余裕があると、やる気も出るみたいなので。
将来のグローバル化社会に、負けないために、思い切って頑張る、頑張り出したら、めったなことで諦めない。成果が出たら、思い切り自分にご褒美。

楽しく考えようと思えば、楽しいことっていっぱいあるので、そういう、気持ちの切り替えをして、自己研鑽に励むべきだと思います。
ま、ともかく僕は英語の勉強・・・(他に、CADとかJavaとか、やりたいこと山積み状態。)

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